大学に入ったら、大学でどんなことをしようと考えてる人のための記事です。
ただでさえサークル、部活、どの団体を選ぶかで大学生活は全然違います。
さらにコロナ禍の中で対面授業など本来友達を作りやすかったケースが少なくなった現在、部活やサークルに所属することは人間関係を作るうえで大きな力を発揮します。
この記事では、大学で部活動に所属しており、部活やサークルに所属する人の生の声を聞いて、どのような団体があるのか、そしてそれぞれのメリット、デメリットは何か解説していきます。
これを読むことでより良い大学生活を送る一助になれば幸いです。
大学にある団体の大まかな種類
大学にはさまざまな団体があり、それぞれに特徴があります。
大まかに分けると、
- 部活
- サークル
- ○○実行委員会
- その他学生団体
という感じになっていて(地域、学校によって様々)
部活は大学から公認を得て、○○大学と大学の名前を背負って活動します。(各大学1種目1つしかない)
また、大学の施設を優先的に使えたり、活動費補助など大学のサポートがあります。
サークルは主にどの大学に在籍していても所属でき(インカレサークルという)、大学の名前を背負わない分活動の自由度が高いです。
そして大学ならではと言えるのが、学校祭やミスコンなどのイベントの実行委員会があったり、起業やインターン、ビジネスコンテへ参加するなどのビジネス系サークルがあることです。
また、団体としてAIESECなどの世界的に大規模な団体もあります。
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ここからは、各団体についてより解説していきます。
部活
部活が向いている人
- 一つのことに本気で取り組みたい人
- そこそこの人数と深い人間関係を築きたい人
- 友達を作りたいが自分から話に行ったりするのが苦手な人、
部活のメリット
- 仲が深まる(他年代含め)
- サークルより本気で活動しようという人が多く熱量も高いため、自然と仲が深まる
- 部活ジャージなどでマウントが取れる。
- 他大学との交流戦、有名どころだと七帝戦という様に、伝統ある大学同士の公式戦があり、それつながりで友人関係ができたりする。
- 公式戦あり 全国大会に出るのは部活のところが多い
- 就職で有利 就職活動において、特に文系であると、学生時代頑張ったことで部活をしていたといえばとりあえず間違いない。また、OBとのつながりも強い場合が多いので、OB訪問などで有利になることが多い。
デメリット
- 拘束時間が長い。(4回の12月までとかも普通にある)まず、練習回数、練習時間が長いことが多く、仲間意識が強いため、休みにくい。課題や実習が多いと睡眠時間が削られたり、バイトがあまりできない。
- 良くも悪くも上下の距離が近くなるため、先輩後輩な関係を好まない人は向かない
- 掛け持ちできないところが多い
- 人間関係が狭くなりやすい、部活中心の生活になるため、遊ぶ予定や、部活以外の人との時間を合わせづらく、交友関係が広がりにくい(その分部活の人とはいやでも仲良くなる)
部活動は国公立だと学生主体のところも多く、いそがしい分高校とは違うやりがいや達成感などが得られます。
ただ、生活が部活中心になりがちなので大学で長期のインターンに行きたいとかお金貯めて旅行に行きたいとか考えてなかなか厳しいです。
また人間関係が狭く深くなりがちなので何気なく過ごしていると視野も狭くなりがちです。
大きなメリットとしては特に体育会系の部活に所属していると就活で有利になります。ある企業は体育会を好んで採るとかもあるようです。
更に有名大学になるとOBの紹介でなんてこともあります。(僕のところでは某マリンなど)
大学まで行って部活をするのは大変ですが、その分何気なく過ごすより圧倒的に濃い学生生活が送れます。
ただ気を付けなければならないのは部活でもマイナーすぎて活動がほぼなかったり、サークルでもしっかり練習するところもあり、そこはサーチしないといけません。
サークル
サークルが向いている人
- ザ・大学生したい人
- いろんな人と友達になりたい人
- 楽しく緩く過ごしたい人
サークルのメリット
- 自由!!
- 掛け持ち、入退がしやすい
- 人の輪広げやすい
- スクールラブ、大学デビューしやすい
- 自分のペースで活動できる
- お酒に強くなる
サークルのデメリット
- 特に運動系は学外施設で活動することが多い
- 飲み会が多い
- 遊びの延長というイメージ
- 就活に結び付きにくい
サークルは所属しているけど活動はしていなかったり、掛け持ちしていたりと部活より圧倒的に自由です。
また先輩後輩の上下関係もそこまで強くないです。
ただイメージとしてはあくまでお遊びで、ボランティアとか強めの活動をしていない限り就活に生きる体験はできないと思います。
また、先輩のつてでとか、OBさんからのとかの話は聞かないです。
委員会系
委員会系が向いている人
- 何か大きなものの運営をしたい人
- 人と何かを作り上げたい人
- そこまでがっつりしたくないけど達成感も欲しい人
委員会系のメリット
- 忙しい時期と暇な時期がはっきりしている
- 大きなイベントでを企画、実行することで交渉力や、金融力が身につく
- 役職ある人は忙しいが、楽な人は楽
- 終わった後の充実感
- 学チカで言及しやすい
委員会系のデメリット
- 忙しいときは本当に忙しい
- 人によって責任の重さが違う
委員会系は学祭や、ミスコン、オープンキャンパスを主催する団体で、学校行事を盛り上げる活動をしています。あくまで裏方の仕事でというイメージです。
委員会系のメリットデメリットはもっといろいろあると思いますが、浅い話しか聞いたことがないので、内容薄めです。気になった方は調べてください。
バイト戦士
バイト戦士のメリット
- お金を稼げる
- 学生だけでなくより大人の人との交友関係ができる
バイト戦士のデメリット
- 時給は基本高くない
- 肉体労働が多い
サークル、部活に所属しなくても友達を作る、異性と仲良くなることはでき、その一つがバイトです。主に飲食や家庭教師をする人が多いと思いますが、バイトはバイトリーダー、塾だと塾長のように役職が上がれば時給も上がり、やりがいも大きくなります。
バイト先によって学業優先できるか、男女比や雰囲気、給料の付け方様々なので目的に応じてバイトを選ぶのがとても大事です。
学業
大学に何をしに来ているのかということを考えるとほとんどの人は一応勉強をしに来ていると思います。
なので理系なら院進推薦枠を狙う、学費優待を受けるなどまず学業に専念してもいいかもしれません。
最後に
今回は大学に合格して楽しい大学生活どう過ごそうと思っている皆さんに向けて大学の団体について書いてきました。
部活やサークルごとにメリットデメリットがあって、さらに団体の雰囲気は大学によって、団体によって千差万別です。そのなかでどう選ぶかは結局「自分が何をしたいか」を考えることで絞れてくると思います。
大学はいろんな意味で自由なのでその分自分のことは自分で決めなければいけません。
どーせ就活になると自己分析などといって自分と向き合う時が来るので、その練習としても一旦自分のしたいこと、将来のことまで考えて団体を選びましょう。
余談ですが大学の団体、バイトは思ってるより簡単にやめれるので気になったら迷ったらまず挑戦というスタンスがオススメです。