
こんにちは。
突然ですが皆さんは進学や就職などで新しい環境で過ごすようになったとき、今までと違う習慣などで苦労したことはありませんか?
俗にいうカルチャーショックですが、生活習慣のことだけでなく世の中には自分の知らないことが山のようにあります。
例えば移住した土地の県民性や料理を知ることで人間関係がうまくいきやすくなるように、知識を増やす、ただ増やすだけでなく知識の幅も増やすことで様々なよいことがあります。
この記事では、知識の幅を増やすメリットや、その方法について解説しています。
知識の幅がなぜ必要か
いつの時代でも、知識は力です。かの有名な哲学者ソクラテスも、「無知は罪なり」から始まる言葉を残しているように、“知らなかったこと”で損をする、失敗する、他人を傷つけることがあるのは事実です。
情弱(情報弱者)という言葉もあるように、情報、知識を持っていないことでチャンスを逃すどころかカモにされる可能性もあります。
また、新しい物事、イノベーションを生み出すのはなるべく離れた分野や、一見関係ないような知識の掛け算によるものが多いといわれています。
そもそも”マズローの欲求七段階説”にも認知の欲求があるように、人間は知識を得たいという欲求があります。
物事を知る、知識の幅を広げることで、自分の不利益を減らすだけでなく、様々なものを生み出すことができるのです。
知識の幅を増やす3つの方法
1.人と会う

1つ目の方法は様々な人と会い、話すことです。
僕はこれが一番手っ取り早く、記憶にも残る方法だと思います。
物事には人の数だけ見方があり、考えていることも違うので、多様な見方を知り、その人が重要だと思う知識やその人の価値観、言動など、全身で質の高い情報、知識を感じることができます。
2.リアルな店舗に行く

2つ目の方法は、本屋さんなどリアルな店舗に行くことです。
最近は通販ですべて買い物を終わらしてしまう人も多いかと思いますが、ネット通販は目的買いであることがほとんどです。また、ディスプレイに写る商品の多くは自分の興味に合うものでしょう。
逆にお店に行ったときは、買うつもりがなかったものを衝動的に買ってしまったという経験をしたことがあると思います。
ネットと違いリアルな店舗は目から耳から五感を通じて情報がたくさん入ってきます。また、ネットショッピングより実際のお店に行く方が何倍もワクワクすると思います。意識せずとも新しいものに巡り合うかもしれないと知っているからです。
実際のお店に行くだけでなく、意識的にいつもの自分だと見なかったエリア、分野の売り場に行ってみることで、今までとは違うもの、視点と巡り合えるでしょう。
3.イベントに参加する

3つ目はいろいろなイベントに参加することです。
小さいコミュニティでも、大規模な展示会でも、様々な人に会え、しかも予期しない出会いがあることを考えると、3つの中で時間も労力も必要ですが、リターンも大きいものになるでしょう。
現在コロナで大規模な合同説明会がなくなったことで、就活生がたまたま自分に合った企業を発見するということがなくなったとも聞きます。リアルなイベントには偶然性による新たな発見が詰まっているのです。
駅の広告や新聞、SNSなどを見れば多種多様なイベントがオンラインでもオフラインでも開催されています。何かのついででも参加してみると、予想外の出会いがあるかもしれません。
最後に
今の時代、ネットの世界ではAIなどにより個人の嗜好に合った情報を見ることがほとんどだと思います。
その方が企業も広告収入や購入してもらうことによる利益が上がるからです。
しかしそれでは知識の偏りを招き、新しい物事を生み出さないばかりか他者理解ができず、知らず知らず排斥主義者になってしまうかもしれません。
自分の知識が不完全なことを認知して、積極的に勉強して知識を、知識の幅を広げることが、成功への第一歩となるのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
なにかフィードバック、感じたことがあればよろしくお願いします。